今週、河本行雄(河炳俊)さんの “近代の渡来人・落ちこぼれからの七転び八起き人生” の本が書店に並び、Amazonや楽天ブックスでも販売されました。
この本は、当社の代表である姜(カン)永根がライフヒストリアンとして、河本行雄氏の生き様を聴いて文章化したものを中心に、河本さんが行っている数多くの社会活動の内容が豊富に盛り込まれています。
何故なら、記憶というのは極めて曖昧だからです。そのため、いろんなヒントを得ながら、忘れ去っていた事柄を想い起こし、記憶違いを是正して推敲を繰り返してきました。
これをベースにして、河本さんの自伝を書籍にして完成させたのです。ぜひ、ご覧になって下さい。価格は税込み1,430円です。
人は誰しも、生きてきた歴史があり物語があります。様々な出来事や体験があり、それを回想し語ることによって、自尊心が高まり、心が豊かになり、未来への希望が生まれます。また、脳の機能を高め、記憶力の低下の防止や認知症の羅患を予防することにも役立ちます。つまり、口述による自伝制作は、そのプロセスに大きな意味があるのです。
そして、何よりも自伝や自分史を書き著し書籍にすることは、その家系のかけがえのない宝物となり、子孫や後世への最高の贈り物になるでしょう。
今後、年々増え続けていく老齢の方々のライフヒストリーを聴いて書いて、『デジタル』と『書籍』の両輪で自伝制作を進めていきます。