ライフヒストリー良知

5-1 個人年表

ライフヒストリー良知において、みなさまのライフヒストリーをお聴きし文章にしてホームページに掲載したり、書籍にして発刊したりする際、みなさまの個人年表も一緒に作ります。

年表を作成する意義は、より広く大きな視点から、自分の人生全体をパッと見渡すところにあります。年表を見て、記憶から遠ざかりすっかり忘れていた出来事や体験を思い起こすことが多く、年表が記憶想起のヒントやきっかけになるケースが決して少なくありません。

また、私たちライフヒストリアンの立場からすると、聞き書きによってみなさまからお聴きした内容を文章にするとき、年表のあることで、事前におおざっぱなライフヒストリーを把握することができますね。これを怠ると順番がめちゃくちゃになって収拾がつかなくなることがけっこうあるのです。

そのため、当社は独自に年表を簡便に書き入れるシステムを作っています。

年表の骨格は、誕生したときから順に、幼少期・学生期・青年期・壮年期・老年期と年代別に書き入れていきます。そのなかにみなさまの体験した時のトピックスや思い出話などを書き綴り、その時代の世相や社会情勢なども書き込めばいいなぁと思っています。

さらに、ライフヒストリー良知は、1926年(大正15年・昭和元年)から現在に至るまでの年代に起きた出来事を年表として制作しています。政治/経済/世界/文化・スポーツ/社会/世相・トピックスの6つのジャンルに分け、その年に流行った映画や音楽、流行語、ベストセラーになった本、ヒットした商品やサービス、活躍したスポーツチームや選手たち、その他いろいろな話題などの画像を入れながらかなり詳細に記載しています。

このことも、その当時の時代背景や様々な出来事を知ることによって多くのヒントが生まれ、みなさまの脳に深く刻まれ記銘された長期記憶を呼び起こすことができますね。そしてより正確で重みのあるライフヒストリーホームページや書籍の完成に向けて大いに寄与してくれます。

皆さまだけのライフヒストリー年表を楽しく作っていきましょう。