ライフヒストリー良知

2 記憶の衰えを防ぐ

21世紀に入り高齢化社会を迎えて、高齢者の認知症の問題が社会的に大きくクローズアップされてきました。団塊の世代がすべて後期高齢者になる2025年には、認知症を抱える人は700万人を超えると言われています。

ライフヒストリー良知の目的のひとつが、みなさまの脳に刻まれコード化されている記憶を再生させ、認知の劣化や認知症を予防することにあります。

私たちライフヒストリアンは、みなさまがこれまで体験された出来事を共感しながら詳しく聴き取り、その記憶がより鮮明に浮かび上がらせるためのヒントやきっかけをご提示します。これらを繰り返すことで、記憶に係る海馬や前頭葉など脳の部位に活力を与えていくことができます。

私たちは、長年高齢者介護施設で認知症を抱えるたくさん人たちと接し主要な介護を行うと共に、その方の過去を振り返ることで、認知症の進行を遅らせたり、認知症にならないよう予防のための回想法を展開し、たいへん大きな成果をあげてきました。