来る6月5日㈮、自分史活用推進協議会においてプレゼンテーションを行います。高齢者社会に突入している現在、自分史や自伝をより広く普及させるためのマーケティング戦略についてお話します。
(1)守秘義務契約
(2)聞き書き・口述筆記・オーラルヒストリー
(3)心理回想法やライフレビュー法を用いた自分史・自伝の制作
(4)AI技術の活用した自分史・自伝の制作
(5)日本語文章表現技術(聞き書き言葉・言い回し・口調・方言など)
(6)デジタル技術を活用した自分史・自伝(画像・動画・音声・肉声など)
(7)デジタル遺言・デジタルライフヒストリーノート(エンディングノート)
(8)マーケティング戦略
①遺言書【コンセプトは家族愛・争族回避】
昨年10月に公正証書遺言がデジタル化され、今年4月に自筆証書遺言のデジタル化が閣議決定し。今国会で法制化される見通し。
〇相続ビジネスを行う士業や信託銀行との協業(BtoBtoC)
〇デジタル遺言の付言事項に自分史・自伝を貼付
〇遺言書の作成目標率を、現在の8%から20%に
②ライフヒストリーノート【コンセプトは未来につなぐ記録】
人生の終焉や死を意味するエンディングノートから、人生の歴史や物語を家族や後世に引き継ぐ意味のライフヒストリーノートに名称を変更していく
〇一般顧客(BtoC)/出版企業・葬儀業・介護施設(BtoBtoC)
〇個人情報と公開情報を明確に分離
〇ライフヒストリーノートの作成目標率を10%に
〇詳細:(★は個人情報)
・ライフヒストリー(自分史・自伝/写真・肉声/価値観・座右の銘・家訓/家系図など)
・ライフストーリー(家族・友人/喜び・悲しみ/ペット/趣味・特技/後悔など)
・ライフデザイン(医療/介護・看護など)★
・エンドオブライフ(葬儀・納骨など)★
・ライフレガシー(預貯金・保険・不動産/デジタル資産など)★
・ライフメッセージ(感謝/希望・願いなど)
③書籍(本・電子ブック)【コンセプトは記憶からライフヒストリーへ】
〇富裕層/会社経営者・社史など(BtoC)
〇家系の宝物として
【事業のきっかけ】
私の祖父母は、今から98年前の1928年に朝鮮半島の南端の貧しい漁村から2歳になる父を抱いて、玄界灘を渡り、日本中を転々とした後、滋賀県大津市に定住しました。祖父母は長男の父をはじめ男3人、女5人の子供に恵まれました。
ところが、祖父母が亡くなった後、父と叔父叔母4人の間で祖父の遺産をめぐって裁判が起きました。祖父母の生前中、あれほど仲の良かった父が弟や妹たちが争ったのです。このことによって兄弟妹の仲はもちろん、父の裁判をフォローをしていた私と父との関係もおかしくなり、父の会社を離れ、父が亡くなった現在も私たち家族と叔父叔母との関係は疎遠のままです。
祖父母も、苦労して育てた子たちの諍いを高い空から見ることは辛かった思います。あの時、祖父が遺言書を作成し、その中に自らの苦難の道を歩いてきたこと、また家族愛の重要性や兄弟関係の希望を伝えていたなら、このようなことはならなかったに違いありません。
このような話をしながら、今も増え続けている争族の解決方法について、自分史や自伝を活用した事業モデルを社会に提案していきます。
顧客本人が、自らの体験の記憶を辿って単独で自分史や自伝を書き記すことはひじょうに難しく、この事業の基本は聞き書き・口述筆記・オーラルヒストリーとしています。
現在、自分史活用推進協議会において、今年初めに公式部会「(仮称)デジタル遺言自分史部会」の開設を提案し認可されました。また、4月に一般社団法人日本遺言執行士協会に赴き、専門部会「(仮称)デジタル遺言自伝部会」の創設に向けたプレゼンテーションを行い共感されました。これらの内容についても勉強会でお話します。