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ストーリーとしての事業戦略

ストーリーとしての事業戦略

この5年にわたり準備してきた口述自伝制作事業〈ライフヒストリー良知〉は、今年その芽を出すことができました。

数多くのクライアントと出会い、インタビューし、共感して傾聴し、言葉を文字に換える際これまで培ってきた日本語表現法を駆使し、大きな成果をあげられるようになりました。

昭和から平成時代に至る政治・経済・国際・社会・文化・世相・トピックス、或いはその年に流行した言葉や商品・サービス、歌や映画、ベストセラーになった本、プロ野球の優勝チームや大相撲の優勝者など、どこにも負けない〈歴史年表〉の作成に取り掛かることができました。

記憶についても、特に海外の最新の研究に触れることや現場での経験によって、過去を回想し脳に記銘されている記憶を思い出すことは、脳を活性化させ認知症の予防につながることが確証されました。

さらに、クライアントが過去の出来事や体験を語ることで、その方の心が浄化され、自信と勇気が得られることもわかりました。

自分史や自叙伝というのは、すぐに書籍にしてしまうととても大きなリスクがつきまといます。人には必ず「記憶のエラー」があるからです。過去を思い出すたびにそれを是正しなけれならず、本だとそれができないからです。私は、いつでも記憶のエラーに対応し、スマホやパソコンでその方の自伝が読めるシステムを開発しました。

もちろん、最終目標として、その方だけのたったひとつのライフヒストリーを文字にし書籍として出版し、子孫や後世に遺していくというコンセプトは、いささかも変わることはありません。

来年から、これらひとつひとつの項目をしっかりつなぎ合わせ、わが社の〈ストーリーとしての事業戦略〉を構築していきます。

今年1年、皆様にこのブログを読んで頂きありがとうございました。心から感謝します。来年は飛躍の年になるよう精一杯努力していきます。

どうぞ、皆様、良いお年をお迎えください。