平成が今年で終わりますね。
現在、
昭和元年(1926年)~64年(1989年)…
平成元年(1989年)~31年(2019年)
の93年間の年表をデジタルで制作しています。
その年代に起きたことを、政治・経済・国際・社会・文化・世相・トピックスに分類し、独自に作ったソフトウェアにできる限り詳しく書き入れています。
さらに、その年代の、
◇流行した言葉・歌・映画・芸能
◇ベストセラーになった本
◇プロ野球の優勝チーム・高校野球の優勝校・Jリーグの優勝チーム・大相撲の優勝者
◇夏季冬季オリンピックのメダル受賞者
など様々な分野の出来事も書き込んでいます。
今展開している『口述による自叙伝(ライフヒストリー良知)』を制作する際、顧客年表作成の参考資料として、また顧客の過去の記憶を蘇らせるツールのひとつとして活用していきます。
今年も、『螺旋的発展』を目指します。
■昨年(2018年)の年頭の挨拶文です。■
年頭にあたり今年の目標を掲げます。
それは『螺旋的発展』
現在展開している口述自伝制作「ライフヒストリー良知」事業で進めている聞き書きは、大昔から歴史を遺す手段として行われてきましたが、それが今、インターネットの普及や記憶装置の技術開発などによって次の段階に入ってきました。
『世の中のすべての物事の進歩や発展は、右肩上がりに一直線ではなく、あたかも螺旋階段を登るようにして進歩し発展していく。』これが「螺旋的発展の法則」です。
螺旋階段を、遠く横から見ていると人が上に登っていくのがわかる。しかし、これを高く上から見ると、この人は螺旋階段の柱の回りをぐるっと回って、また元の所に戻り(復古し)、そこから再び進み出している(復活している)ように見える。
つまり、「進歩・発展」と「復古・復活」が同時に起こるのです。
昔は歴史を遺すために人に会い、その話に耳を傾け、記憶し、持ち帰って書き写しました。その膨大な情報を頭の中に貯蔵していたのですね。
しかし今は、レコーダーがあり、パソコンがあり、コピー機などがあるため、その必要がなくなりました。しかも創出方法は紙でなくともインターネットで数多くの人たちに見せられるようになっています。
歴史が続く限り司馬遷の「史記」や福沢諭吉の「福翁自伝」のような口述による個人史の価値は復古・復活していきます。同時にその手法がより高度に進歩・発展していくのです。
これによって、今後数多くの無名の人々のライフヒストリーが描かれるでしょう。さらに自伝的記憶が回想されることで、これらの人々の脳の健康が増進していくに違いありません。
螺旋的発展・・・
今年も頑張ります。