孫たちが帰省して一緒に遊んでいると、つい、施設にいる高齢者と同じだなと思ってしまいます。 特に排泄のとき。 人は介護されつつ誕生し、育ち、自立して、そして再び介護されつつ死んでいく。 そのとき、家族のメンバーがお互いに世話をし心遣いしながら共同生活を送る。そして代々これが繰り返されていく。 この当たり前の人間の営みのなかで、老においては少しでもそれを遅らせるための努力が私たちに求められているんだろうなぁと、孫のオムツを見ながらそう思うのです。