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笑う門には福が来る

笑う門には福来(きた)る・・・昔からよく言われてきた言葉です。

私の部屋にある壁に、「ユダヤ人成功十原則」というものが貼ってあって、その第一原則が、“笑いなさい”。長い苦難の歴史のなかで、ユダヤ人たちは、その苦しみや逆境を乗り越えるためユーモアや笑いをもっとも重視してきました。

先日、学生時代の友人とJR大阪駅のすぐ隣にある『よしもと西梅田劇場』に行って、漫才や茂造じいさんが出演する新喜劇を見て大いに笑い、さらにその後、落語専門の演芸場『天満天神繁昌亭』で笑福亭福笑をはじめ5席の落語を聴いて、再びお腹を抱えて笑ってきました。

お笑いをテレビで見て聴くのと、“生”とでは天地の開きがありますね。

笑いと健康との関係は、昔からよく言われてきました。笑いによってポジティブな情動が脳に作用し、自律神経系や内分泌系を通して全身に影響を及ぼすからだとか。笑うことで、病気を抑制するナチュラルキラー細胞が関わっていくからだとか。笑いが、モルヒネのような鎮痛作用がある神経伝達物質エンドルフィンに関係し、痛みの緩和に効果があるからだとか。

確かに、笑いは憂いや辛さを癒し、共感をもたらし、人との対話をはずませますね。仕事上での経験から、人は歳を重ねていくごとに笑いの数が減っていきます。それを防ぎたい。

そのため、学生時代の仲間たちとお笑いを“生”で見たり聴いたりする機会を増やし、自らも笑って頂く喜びのために、いろいろ腕を磨き上げようと思っているのです。