ライフヒストリー良知の事業を展開するなかで、お客様の「脳を鍛え活性化する」という目的があります。
老化のことは、これまで何回もこのブログでお話してきました。その中でも脳の機能が劣化することについて、これまでの経験を踏まえ書き綴ってきました。
1990年代に、脳の中をいろいろ把握できる機器類が開発されて以来、この20、30年の間老齢期の脳に関する様々な調査や分析が行われ、特に米国では相当数のデータが報告されています。これらによって人々の病気の改善や予防、健康増進へ多くのサポートができるようになってきましたね。
人間だれしも年を取ることは避けられません。しかし惨めな衰えを避けることは可能になってきます。例えば100歳になっても健康にほとんど問題がない人もいれば、慢性的な疾患のために頭も体も、また心もすっかりがたがきてしまう人がいますね。どうしてか?これらの解答を得ることができるのです。
私は、これまで高齢者の記憶障害や認知症などに関する文献やデータを読み漁ってきました。これからそれらをベースに脳全体の詳しいメカニズムについて、数多くの現場で体験してきたを踏まえながら、詳しく説明をしていきたいと思います。
歳を重ねていくと体の中の細胞はストレスへの適応力を失っていきます。また有害物を掃除する遺伝子も仕事を辞め、細胞が自死していきます。脳ではストレスのせいで神経細胞が弱くなり、細胞同士をつなぐシナプスの結びつきも弱体化していく。樹状突起も縮みしなびていく。そうするとつながりが切れて、あちこちでシグナルが伝達されなくなる。
年を取っても脳細胞同士は新しく結合していきます。シナプスの衰えるスピードが新たな結合の生まれるペースを上回ると、頭と体の機能にさまざまな問題が生じてきます。そこにはアルツハイマー病やパーキンソン病などが含まれます。
こんな感じで、具体的にわかりやすく書き綴っていきます。