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笑い脳 

笑いは健康にどんな影響を与えるか、最近、いろんなことがわかってきましたね。

詳しく調べてみると、笑いは、血流を良くし、消化を助け、うつ状態を妨げ、血糖値を下げ、身体の機能全体を高める。やる気を出すドーパミンや鎮痛作用のある物質エンドルフィン、また免疫効果のあるナチュラルキラー細胞などを分泌させる。

また、笑いは命の根源である呼吸を調整し、笑うと前頭葉や扁桃体、側坐核など脳のさまざまな部位が活性化していく。

では、人を笑わせるというのはどうでしょう。これも脳に活力を与え、幸福物質と言われるオキシトシンなどを分泌させ、気持ちを豊かにし健康的な体づくりに大きく寄与しますね。

要するに、昔から言い伝えられてきた“笑うこと”や“笑わせること”の健康への影響や効果について、認知心理学や脳神経学の進歩によって科学的に証明されてきたのです。

今、1日のうち10回以上、ギャグを言うことを心がけています。いわゆる“オヤジギャグ”というか、“オジンギャグ”というか、何と言うか。

これまで、施設に入居している高齢者や、同じ職場で働く女性職員にギャグを言うと、10回のうちほとんどが、無視、冷ややかな目、“寒(さむ~)”“北風が吹いてるわ”“またすべりましたね”など云々、という反応でした。だけど、最近その比率がけっこう低くなってきたのです。うけることも多くなってきた。これはたいへん喜ばしいことですよ。

野球に例えるなら、三振や凡打の連続でもいいから、まずバッターボックスに立ってバットを振ろう。ホームランは無理だがポテンヒットや内野安打でもいいから打率を稼ごう。そうすると時々二塁打や三塁打が出て、ごく稀にホームランが打てるだろう。それが今、クリーンヒットが出てきた。そんな感じですね。

かつて、上方落語の重鎮林家染丸師匠から、落語文化について学び、実際に落語や笑いの真髄などを教えてもらいましたが、その時、いかに人を笑わせることが難しいかを悟りましたね。師匠から盾に書いて頂いた『笑って頂く喜び』の言葉は今も心に残っています。

これからもライフヒストリーの顧客をはじめ、施設に入所する高齢者や介護職員、また家族や友人仲間たちに対して、1日10回以上のギャグやジョーク、洒落や小噺を言い放ち、何とか3割バッターとして、いろんな人の健康生活の向上に、少しでも関わることができればいいなと思っているのです。