ライフヒストリー良知

良知の知識と智慧

人工知能(AI / 語彙

■機械学習
人工知能が自分で学習し、自分自身で精度を向上していく技術のこと。様々な手法があるが、ディープラーニングが登場してからは、画像や音声などの分野は、人間が1から数えるよりも、人工知能が自ら学ぶほうが効率的になった。

■ディープラーニング
人間の脳のメカニズムを参考に作られた機械学習方法のひとつ。特に画像認識、音声認識に優れており、2010年代になってから誕生した人工知能の目覚ましい成果はこの手法によるところが大きい。第三次人工知能ブームを引き起こすきっかけにもなった。

■深層強化学習
ディープラーニングに強化学習を組み合わせた機械学習の手法。ディープラーニングの強みである特徴抽出能力を使って、人口知能が自ら「コツに気づく」能力を高めるもの。画像認識や音声認識にとどまっていたディープラーニングの応用範囲を、ゲームや自動運転などの領域まで広げることに成功した。

■ビッグデータ
膨大で複雑、しかも増え続けるデータの集合体のこと。インターネット上に毎分毎秒蓄積される検索情報、SNS投稿、購買情報、位置情報、アクセス情報などがこれに含まれる。人工知能にとっては、機械学習を行う際の重要な教材となる。また、ビッグデータから有用な情報を取り出す際も人工知能は活用されている。

■アルゴリズム
「手順」を意味する言葉で、人工知能で用いられる場合はおもに「プログラムの情報処理手順」を指す。アルゴリズムの良し悪しは、人工知能の性能に直結する。簡単なプログラムにも、特定のアルゴリズムが用いられている。

■IoT
Internet of Things(モノのインターネット)の略で、あらゆるモノとインターネットがつながることを意味する。今後IoTが様々なモノに導入されていくと、インターネット経由で人工知能が利用され、モノはどんどん賢くなっていくとされている。

■ニューラルネットワーク
人間の脳が持つ神経細胞ネットワークを再現したモデルのこと。1940年代に構想されたものの、原理的な限界が発見されて一時は下火になっていた。この限界が突破されたことで誕生したのが、ディープラーニングである。

■データマイニング
Data miningは、直訳すると「データの採掘」。ビッグデータのような巨大データ群から有用な情報を取り出す技術のことで、人工知能によるデータマイニングは、先入観なしに有用な関係性が見つけられるのが強みである。

■量子コンピュータ
量子力学の性質を利用した、従来のものとはまったく異なるコンピュータ。0と1以外の情報も取り扱えるのが最大の特徴。汎用性の高い量子デジタル方式は実現の目途はまだたっていないが、用途を限定した量子アナログ方式は実用化が始まっている。

■シンギュラリティ
加速度的に進化する人工知能の能力が人間を超えれば、我々の社会を一変させるのではないかという仮説。2045年と予測する専門家もいる。現在はまだその目途さえ立っていない。とはいえ100%起こらないと断言することも難しい。