ライフヒストリー良知

インドの記憶法（ヒンドゥーメソッド）

記憶力の訓練法として、インドのヒンドゥー教徒が神聖な教えや哲学を伝えるため使っている方法があります。

この中で、3つの原則があります。

【第一の原則】
すべての印象は、類似の性質を持つ過去の印象を蘇らせる傾向がある。過去に受け取った印象が潜在意識の領域に呼び戻されるのは次の場合だ。
（１）印象が鮮明に受け取られていた場合
（２）あいまいに受け取られた印象が、思い出す作業によって何度も顕在意識に呼び戻された結果、強くなった場合

【第二の法則】
すでに記憶されている印象と似ている印象を受け取った場合、その類似性が認識されなければ、二つの印象は別々に保管される。しかし、新しい印象を受け取ると同時に過去の印象が蘇り、類似性のある印象だと認識されれば、二つの印象は記憶の中に結びつけられ、いっしょに保管される。

【第三の原則】
関連付けられた印象の鎖を一部が顕在意識に蘇ると、残りの印象も最小限の努力で思い出すことができる。またひとつの印象を思い出すと同時に記憶されているほかの印象も、類似性に関係なくすべて蘇る。

この原則は守っていきたいですね。