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人手不足とAI(人工知能)

人材不足とAI(人工知能)

今人が足りない。どの業界でもそうですが、介護業界は特に人が足りません。

国の発表では、先日亡くなった作家堺屋太一さんの造語『団塊の世代』が全て後期高齢になる2025年には、65歳以上の高齢者の数が約3700万人、認知症を抱える人が約730万人に対し、今のままでは介護職員が約40万人足りなくなると言う。そのため、昨年国会を通過した改正入管法で今後5年間に外国人介護士を6万人ほど入国させるとか。

ところで、介護業務の生産性というのは極めて低いんですよ。従って介護記録など行政に提出する様々な大量の文書を今後AIによって効率化したり、また入居者の離床や排泄の状況もAIによって逐一キャッチできるようにしたり、介護のあらゆる場面でAIやロボットが担う仕事が増えていくに違いありません。

もちろん、高齢者とのコミュニケーションや人の手でないとできない業務もたくさんあるけれど、これから職員とAIが共存することによって、間違いなく生産性がアップしていくでしょうね。

介護業界において、AIやロボット技術の進歩は目を見張るものがあって、産業構造の変化は意外に早くやって来ると僕は思っています。

そうなると人材不足も解消される、いや、逆に人が余ることすらあるかもしれない。まぁ、かなり先の話ですが。