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AI人工知能と介護ロボット

AI人工知能とロボット

今、新聞や雑誌を読むとAI(Artificial Intelligence:人工知能)という言葉が頻繁に出てきますね。

政府の成長戦略を表した『日本再興戦略』でも、「AI」はもののインターネット「LoT (Internet of Things)」や「ビッグデータ」と共に、これからの経済成長に向けた3本の柱に位置付けられている。

AI、即ち人工知能とは、知的な作業をするソフトウェアのことで、コンピュータ上で作動する。

また、AIと似たような言葉でロボットがあります。これは人間と同じような振る舞いをする機械、或いは自律的に動く機械のこと。

AIは、パソコンやスマホで活用されるだけでなく、ロボットの制御にも使われていて、AIが搭載されたコンピュータが組み込まれている。

つまり、ロボットが身体部分を担当し、AIが頭脳部分を担当。またはロボットがハードウェアで、AIが前述のソフトウェアと言えばわかりやすいかな。

ところで、今介護の業界は人手不足が著しく、国はこのAIやロボットを戦略的かつ効率的に活用することで、少しでも人手不足を補おうとしていますね。

だけど、コストやオペレーションや安全性などまだまだ問題が山積み。それでも補助金を受けて少しずつ、特に見守りや移乗時に使用するAIが組み込まれたロボットや機械を導入する施設が増えてきているんですよ。

またオペレーションの面でも、福祉法人が資格制度を作って、これらを促進させようとしている。今春この資格を修得するため、AIやロボットについて今猛勉強中。

これらが普及し、販売台数が増え、また各メーカー間の競争が激しくなれば、当然価格も下がります。

さらに、AIは現在展開している「ライフヒストリー良知(高齢者の口述自伝制作)」事業でも大きな力を発揮しそうですね。

顧客にインタビューすれば、AIがその場で直ちに文章化して、その方の自分史や自叙伝が完成する。

また記憶を想起させるための手がかりや、記憶を固定化させるためのプログラムなどもAIによって開発が進むでしょう。そうすれば認知症の予防にも繋がりますからね。

シンギュラリティ(Singularity )という言葉があります。何かと言うと、コンピュータが全人類の知性を超える未来のある時点のことで、“特異点”と訳されています。アメリカの著名な発明家レイ・カールワイルという人は、それが2045年に到来すると予測しています。

これからの30年、AI人工知能やロボットから目が離せませんね。