ライフヒストリー良知

ライフヒストリーホームページの提供

今週、埼玉県の自動車関連の会社を経営する女性社長に聞き書きした内容について成果物として提供するに至りました。とても喜んでおられましたね。特別に作成したその方だけのホームーページがたいへんいい仕上がりになっています。生い立ちから今日までは基本的に「聞き書き言葉」で表現してきましたが、将来ハードブックとして出版する「私のライフヒストリー」については、かなり丁寧にわかりやすい言葉に置き換え情熱を持って書き綴っています。

今回、この仕事の受注過程で思い知ったことは、人々の人生経験についてインタビューし語られるなかで、お互いの共同作業として業務を推進していくことの重要性です。まさにWin-Winの関係を作り上げていくことなのです。そしてそれら多くの人々に提示されることによって、その方のライフヒストリーははかりしれない恩恵を受けるだろうと確信しています。

また、ライフヒストリー良知は、高齢者、或いはこれから高齢になっていく人たちに新たな社会的接触をもたらすことができると実感しました。そして語り手と聞き手との信頼関係がもたらされることも。彼らの人生を振り返り、若い世代に価値ある情報を伝えることによって、高齢の人たちは尊厳と目的意識を獲得していくのですね。

一方聞き手の私たちは、ますますEQ（心の知能指数）を一層高めなければならないこともわかってきました。つまり自分を知り、感情をコントロールしながら、語り手の思いや言わんとしていることを読み取ること、そして語り手との円滑な人間関係を構築していくことなのです。その能力を伸ばし、心理学や脳科学、歴史学や言語学などの知識とインタビューのノウハウや文章表現技術を獲得し、深い智恵を持つことですね。
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これからしっかりPR活動しながら広範な受注に向けて事業を推し進めていきます。