ライフヒストリー良知

良知の知識と智慧

聞き書き・ライフヒストリー / 語彙

ライフヒストリー

個人の人生、生涯、生活、生き方について口述(オーラル)の物語のこと。インタビューによって個人の経験的語りが録音され、文字起こし(トランスクリプトの作成)がなされ、ひとつのまとまりを持った語りとして再構成されたもの。

・個人に焦点をあわせた語りを重要な資料のひとつ。
・幼児期、教育期、就職、結婚などのライフステージや人生で遭遇したさまざまな出来事含むもので、ひとつの描き方にパターンがある。
・インタビューによるオーラル資料のほかに自伝、日記、手紙など個人的記録を主要な資料源として利用する。
・事実を伝えるという考え方がともなっている。

オーラルヒストリー

公人の、専門家による、万人のための口述記録のこと

良知

人が生まれながらにもっている善悪を誤らない正しい知恵のこと

致良知

良知を最大限に発揮させること。王陽明はこれを陽明学の根本的な指針とした。

聞き書き

語り手の話を聞き、それをその人の「話し言葉」で書いて、活字にして後世に残すこと。

聞き書き言葉

人は年齢、育った場所や環境、話し相手の違いなどで「話し言葉」が異なるが、方言、口調、語尾などを持つ言葉のことをさす。「聞き書き言葉」を読むことによって、読者は、語り手がどういう人かわかり、語り手をよく知っている(例えば、祖父母や親族)であれば、その語り手の顔や動作が浮かび、たとえ、その人が亡くなっていても、話し調子や言葉遣い、語尾や口癖なでで、その人らしさが表れ、その本のなかで、語り手はいつまでもずっと生き続ける。

憑依(ひょうい)

書き手が語り手に乗り移ること。書き手が語り手になりきって書くこと。「聞き書き」をすることで語り手の人生を知り、その時の気持ちを共有し、いっしょに笑ったり、泣いたりできる。

太鼓と撥の関係

語り手が太鼓で、聞き手と書き手が撥、そのような関係。撥さばきひとつで語り手の音が変わる。